☆安倍晴明公とのなりそめ☆
出会い |
そして“再会” |
晴明公を描く そうこうしているうちに、プロの作家さん(小説、漫画etc.)で、晴明公を扱った作品を徐々に発表される方が出てきました。荒俣 宏さん、夢枕 獏さん、田辺真由美さん…。実はこのとき、私も構想だけは練っていたんです。20歳になるかならないかの頃でしたでしょうか。でも当時の私の画力では晴明公に申し訳ない、という気持ちもあって、まだ描くつもりはありませんでした。 しかし…そういうときに“事件”(?)は起こりました。私が愛読している漫画雑誌の中で、晴明公の子孫(というのが真実か否かははっきりしませんでしたが)の女子高生が、千年前に封じられていた晴明公の式神と共に妖怪退治していくというストーリーの作品があったのです。すっかり晴明フリーク(^^;)と化してした私はそれを読んで、その内容の無さにめちゃくちゃ腹が立ちましてね〜(-_-#)。「こんなん全然違うわ。ええわ、私が描いたろーじゃない!」…と、今にして思えば本当に身のほど知らずなことを考えたものだと(^_^;) |
そういうきっかけがあって、描き始めた『星紋−せいもん−』。歴史や古典は苦手だけど、晴明公が大好きなのは本当ですし、好きだからこそこの作品を描いているんだと胸を張って言えます。 これから、どこまで続くかはわかりませんが(ラストのネタは決まっているんです、実は(^_^;))私の体力とネタがある限りは描き続けたいと思っております☆ 皆様、どうぞこれからもおつきあいのほど、よろしくお願いいたしますね。 |