泡沫の想い
『星紋』イメージアルバム未収録曲

神秘的なイメージの曲が多い中で、この曲は雰囲気がまた違っています。
春風を思わせるワルツの優しく心地よいリズムに、心がある懐かしい想いを思い出します…「初恋」。
喜多郎さんの曲ですが、彼の曲にしては珍しく「神秘性」よりも「優しさ」が全面に出ています。
上記のことからか、この曲を聴いていたら佑介と彼の幼なじみ・草壁栞嬢(やっぱり呼び捨てには出来ないよ〜(^^;))の
イメージが浮かんできてしまいました。どっちかというと栞ちゃんの色が濃いかな。曲風も大人っぽくないし。

この2人も、今の時点では「友達以上、恋人未満」な関係で、恋という感情にはまだほど遠い感じですが、
お互いが大切に思っているのは確か。佑介なんて3作目『橋姫伝』で、栞ちゃんに「俺が守るからな」って言ってるし☆
現れては消え、消えてはまた仄かに顔を出す。2人にとってはまだ「恋」は泡沫のような感じなのかもしれません。

この2人の関係がこれからどう変わっていくのか、作者の私にもちょっと見当がつかないのですけれどね…。

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