荒ぶる神
映画『陰陽師U』オリジナルサウンドトラックより

「佑介のみならず、あの者にまで手をかけるつもりか、道満…!」

映画では須佐の変化した姿のイメージの曲ですが、こちらでは晴明公でやってしまいました。
まあ「神霊」でもあるから、ここでは「人間」の晴明公とは思わないで下されば。

今執筆中(2005.2現在)の『星紋』第5作目では、晴明公が“鬼神”と化するシーンがあります。
「毒を以て毒を制す」ではありませんが、このときの晴明公もそういうパターン。言い換えれば対峙する者が
それだけ強い、ということになります。やはり「あやつ」ですからね、相手が。

鬼神と化した晴明公をどう描こうかと散々悩んだのですが、比較的姿自体は変化していません。
変わるのは目とそれに伴う表情だけ。髪の雰囲気も逆立てたりして変えてみたり。指の爪も伸ばそうかと考えたけど
それはあんまりかなと思ってやめました(笑)

今までにもこういうイメージの晴明公を描きましたが、今回もやはり思ってしまいました。
「晴明公が“鬼”になるのは、佑介を護るためなんだよなあ」…と。

ちなみに、上の晴明公の台詞の「あの者」とは、実は私のことです(爆)。私も5作目に登場してまして、
佑介と共に兵庫・佐用町に行くことになってます。しかも晴明公とも知り合い、ってことで(^_^;)

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