風薫る空に

風薫る 空に見えるは 白鷺の
姿借りて 飛びたる君はも

これも翠蓮さんのサイト翠蓮茶寮に載せていただいた和歌です。
書いたのは2002年の秋の始めだったかな? 「風薫る」という句だと、春とか初夏の
イメージなのが本当なんでしょうけども(^^;)。風が気持ちいい日だったもので☆

毎月、晴明公の墓参りに行くときに必ずといっていいほど、白鷺に出会います。
京都という土地柄もあるかもしれませんけど、たまに嵐山・桂川で座っている私の真ん前に飛んできたり、
晴明公の墓所近くの用水路で見かけたりといった、思わぬ形で遭遇することもあります。

白鷺は晴明公の式神のひとつと言われるように、私も白鷺を見るとどうしても、晴明公を連想してしまいます。
空を飛んでいる白鷺の姿に、彼の姿を重ねてしまいます…。

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