想ひ月・U

「…ずっと昔から…そなたを想うておった…。そして今も…な」

前作の「想ひ月」で、奥方様から晴明公への告白をイメージしたイラストを描きましたが、あれから
「晴明公から奥方様への告白というイメージも見てみたい!」という声が多数あげられまして…(汗)。ついに描いてしまいました。
ただタイトルが思いつかず、パートUとしました。

実は晴明公と奥方様の関係は、『星紋』の初期段階には大体設定が決まっていました。初期では主人公が女の子で
晴明公の奥方の生まれ変わりという設定だったので、奥方様も回想風に登場するはずだったんです。
『星紋』でのお二人の関係は、晴明公が少年の頃に弟子として入った師匠の娘…それが奥方様です。つまり賀茂家の姫という設定で、
晴明公とは筒井筒、幼なじみですね。で、奥方様が女御づきの女房として内裏に入ったことで(奥方様の霊感体質をふまえ、呪的なガード
だったりする(汗))一旦離ればなれになりますが、長じて晴明公が陰陽師として参内したことで偶然に再会する。

この時点で、離れたことによって初めて気づいたお互いへの想いを胸に秘めていた…というものでした。いや〜今思うとちと照れくさいよーな。
守護のための女房勤めなどという、ありえない設定とかもあったりしますしね(爆)

同じテーマなので、背景も前作と同じにしてしまいました。ただ、こちらは月を中央に配置してみましたが。
BGMは相変わらず「Silent Moon」です(笑)。曲としてもとても好きだな〜、これ♪

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